衛生管理者とは?第一種・第二種の違いや仕事内容、試験の難易度を徹底解説
目次
- 衛生管理者は50人以上の事業場で必ず選任される役割
- 衛生管理者の仕事とは?
- 衛生管理者の具体的な業務内容
- 第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の違い
- 衛生管理者(第一種・第二種)試験の難易度と合格率は?
- 衛生管理者(第一種・第二種)試験に受験資格はある?
- 衛生管理者を設置しないとどうなる?
- 実際の合格者に訊いた!衛生管理者(第一種・第二種)資格を取得するメリットとは?
- 衛生管理者(第一種・第二種)国家試験の概要
- 衛生管理者(第一種・第二種)試験の過去問
- 衛生管理者に関するよくある質問
- 衛生管理者(第一種・第二種)の過去問演習なら「過去問研究所@Candyz」がおすすめ!
- 衛生管理者(第一種・第二種)まとめ
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「会社から衛生管理者試験の受験を勧められたが、どんな資格なの?」
「衛生管理者は第一種と第二種でどう違うの?」
このような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
第一種衛生管理者、第二種衛生管理者は、一定の規模以上の事業場で選任が義務付けられており、企業からの需要も高い資格です。
衛生管理者(第一種・第二種)試験の合格率は45〜50%程度で、難易度はそれほど高くありませんが、試験範囲は非常に広く、過去問対策が非常に重要となります。 本記事では、衛生管理者の仕事内容や難易度、試験内容、第一種と第二種の違いなど、気になる点をわかりやすく解説していきます。
衛生管理者は50人以上の事業場で必ず選任される役割
衛生管理者とは、常時50人以上の労働者を使用する事業場(支店・支社・店舗など)において選任が義務付けられている役割です。
事業場ごとに選任されるため、同じ会社であっても支社や店舗ごとに選任義務が発生します。 衛生管理者の役割は主に、労働環境の衛生管理、労働者の健康管理、労働者への衛生教育などを行うことです。
衛生管理者の選任義務がある事業場とは?
衛生管理者は、常時50人以上の労働者を使用する事業場において、事業者に選任義務が課せられているものです。
よって、事業場において、常時50人以上の労働者を使用する状況となった時点で、事業場に衛生管理者の選任自由が発生します。 衛生管理者を選任したら、選任事由が発生してから14日以内に、事業場を管轄する労働基準監督署へ選任報告を行わなければなりません。
衛生管理者の選任数
事業場の労働者数に応じた衛生管理者の選任数は以下の通りです。
事業場の労働者数 | 衛生管理者の選任数 |
10人〜49人 | 0人(安全衛生推進者等の選任義務あり) |
50人〜200人 | 1人以上 |
201人〜500人 | 2人以上 |
501人〜1,000人 | 3人以上 |
1,001人〜2,000人 | 4人以上 |
2,001人〜3,000人 | 5人以上 |
3,001人〜 | 6人以上 |
また、衛生管理者の選任義務を負う事業場の中でも、以下のいずれかに該当する場合は、選任する衛生管理者のうち少なくとも1人を専任としなければなりません。
※「専任」とは?
他の業務と掛け持ちではなく、その業務にのみついていること。勤務時間の全てを衛生管理に費やすことを意味する。
参考:安全衛生管理体制|阪神労働保険事務センター
<参考> 法定の有害業務 …坑内労働または労働基準法施行規則第18条各号に掲げる業務 坑内労働とは? 鉱山における作業やずい道工事、地表に出ない部分の工事など (トンネル工事、地下鉄工事における労働も坑内労働に該当する) 労働基準法施行規則第18条各号に掲げる業務 ①多量の高熱物体を取り扱う業務及び著しく暑熱な場所における業務 ②多量の低温物体を取り扱う業務及び著しく寒冷な場所における業務 ③ラジウム放射線、エックス線その他の有害放射線にさらされる業務 ④土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する場所における業務 ⑤異常気圧下における業務 ⑥削岩機、鋲びよう打機等の使用によつて身体に著しい振動を与える業務 ⑦重量物の取扱い等重激なる業務 ⑧ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所における業務 ⑨鉛、水銀、クロム、砒ひ素、黄りん、弗ふつ素、塩素、塩酸、硝酸、亜硫酸、硫酸、一酸化炭素、二硫化炭素、青酸、ベンゼン、アニリン、その他これに準ずる有害物の粉じん、蒸気又はガスを発散する場所における業務 ⑩前各号のほか、厚生労働大臣の指定する業務 |
衛生管理者の業種に応じた資格
衛生管理者に選任されるには、業種に応じた資格が必要であり、その資格の中に「第一種衛生管理者」「第二種衛生管理者」が含まれています。
業種 | 資格 |
---|---|
工業的業種 農林畜水産業、鉱業、建設業、製造業(物の加工業を含む。)、電気業、ガス業、水道業、熱供給業、運送業、自動車整備業、機械修理業、医療業及び清掃業 | 第一種衛生管理者免許 若しくは衛生工学衛生管理者免許又は医師、歯科医師、労働衛生コンサルタント、厚生労働大臣の定める者 |
非工業的職種 その他の業種(金融・保険業、卸売・小売業、情報通信業など) | 第一種衛生管理者免許、第二種衛生管理者免許、衛生工学衛生管理者免許、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタント、その他厚生労働大臣が定める者 |
第一種衛生管理者はすべての業種で、第二種衛生管理者は有害業務を含まない業種で、衛生管理者となることができる免許です(詳しい違いは後述)。
衛生管理者は専属でなければならない
事業所にて選任される衛生管理者は、原則専属でなければならず、ほかの事業所と兼任することはできません。
ただし、衛生管理者を2人以上選任する場合で、その中に「労働衛生コンサルタント」がいる場合、労働衛生コンサルタントのうちの1人については専属でなくても問題ありません。
常時50人以上の労働者を使用する事業場では必ず選任される衛生管理者ですが、具体的にどのような役割が与えられ、何を行わなければならないのでしょうか。
その仕事内容について、詳しくみていきましょう。
衛生管理者の仕事とは?
衛生管理者は、労働者の健康障害を防止するための作業環境管理、作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などを行います。
参考:衛生管理者(第一種及び第二種)|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 労働安全衛生法には、衛生管理者の業務が以下のように定められています。
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衛生管理者は、労働者が安全に労働できる作業環境を整え、労働者たちの健康を管理・促進し、労働災害が起こった際の再発防止に努めるなど、労働環境の整備において重要な役割を果たすのです。
衛生管理者の具体的な業務内容
衛生管理者に選任された人は、日々の業務の中でどのようなことを行うのでしょうか。
衛生管理者として選任される人は、衛生管理者として独立した職種ではなく、それぞれの会社や店舗などにおいて、通常の業務に加えて衛生管理者としての業務も行う場合がほとんどです。 具体的には、以下の職務が示されています。
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第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の違い
第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の違いは、有害業務を含む業種でも対応しているかどうかです。
第一種衛生管理者はすべての業種に対応していますが、第二種衛生管理者は有害業務を含まない非工業的職種(金融・保険業、情報通信業など)のみ対応しています。
第一種衛生管理者免許 | 第二種衛生管理者免許 |
---|---|
すべての業種で「衛生管理者」への選任が可能 | 以下の業種以外(非工業的職種)で「衛生管理者」への選任が可能 (工業的職種) 農林畜水産業、鉱業、建設業、製造業(物の加工業を含む。)、電気業、ガス業、水道業、熱供給業、運送業、自動車整備業、機械修理業、医療業及び清掃業 |
第一種衛生管理者
第一種衛生管理者は、有害業務を含む業種を含めた全ての業種で「衛生管理者」となることができる資格です。
例えば、鉱業、建設業、製造業、電気業、医療業および清掃業などが挙げられ、これらの業種には第二種衛生管理者は対応していません。
また、有害業務とは、有害物質や重量物などにより、健康障害を引き起こす恐れのある業務のことを指します。
<有害業務に含まれる具体的な業務>
鉛業務 | はんだ付けの業務、鉛及びその合金や化合物等の製造・取扱い等の業務 (鉛中毒予防規則第1条第1項第5号) |
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粉じん作業 | 土石・鉱物の掘削、金属の溶接・研磨等の粉じんやヒュームが発生する作業 (粉じん障害防止規則第2条第1項第1号) |
有機溶剤業務 | 酢酸メチル、キシレン、エチルアルコール等の製造・取扱い等の業務 (有機溶剤中毒予防規則第1条第1項第6号) |
特定化学物質を製造又は取り扱う業務 | アクリロニトル、塩素、硫化水素等の製造・取扱い等の業務 (特定化学物質等障害防止規則第2条) |
放射線業務 | エックス線装置、放射性同位元素等の取扱い等の業務 (電離放射線障害防止規則第2条第3項) |
強烈な騒音を発する場所における業務 | 鋲打ち機等の圧縮空気により駆動される機械等による強烈な騒音を発する作業の行われる場所での業務 (労働安全衛生法施行令第21条第1項第3号) |
振動工具による身体に著しい振動を与える業務 | チェンソー、さく岩機、エンジンカッター等の振動工具を取り扱う業務 |
紫外線、赤外線にさらされる業務 | 電気・ガスによる溶接、切断を行う作業、アーク灯又は水銀アーク灯の操作を行う作業、赤外線乾燥において赤外線の直射を受ける至近距離における作業等 |
重量物を取り扱う業務 | おおむね30キログラム上の物を取り扱う(人力により、持ち上げ、運び又は下に卸す)業務及びその取り扱いが腰部や四肢等に著しく負担となるようなものを取り扱う業務 |
第二種衛生管理者
第二種衛生管理者は、有害業務と関連性が低い業種で「衛生管理者」となることができる資格です。
金融・保険業、情報通信業、卸売・小売業など、デスクワークや営業などが主となる業種に対応しています。
有害業務は含まれておらずとも、労働・作業環境の整備、労働者のメンタル面でのケア、健康の保持増進など、取り組むべきことはたくさんあります。
衛生管理者(第一種・第二種)試験の難易度と合格率は?
第一種衛生管理者は、第二種衛生管理者の上位資格といわれていることもあり、試験の難易度は第一種衛生管理者の方が高いのが現状です。
具体的な合格率をみていきましょう。
第一種衛生管理者試験の難易度と合格率
第一種衛生管理者試験の合格率は、近年45%前後を推移しています。
2015年度の試験まで、合格率は55%程度でしたが、2016年度以降40%に下降しており、半分以上が不合格となっています。
実施年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
2022年度 | 68,066 | 31,207 | 45.8 |
2021年度 | 68,210 | 29,113 | 42.7 |
2020年度 | 43,157 | 18,916 | 43.8 |
2019年度 | 68,498 | 32.026 | 46.8 |
2018年度 | 67,080 | 29,631 | 44.2 |
2017年度 | 65,821 | 29,636 | 45.0 |
2016年度 | 61,500 | 28,003 | 45.5 |
2015年度 | 55,129 | 30,587 | 55.5 |
2014年度 | 53,111 | 29,922 | 56.3 |
国家資格の難易度を偏差値で表した資格難易度ランキングによると、第一種衛生管理者の偏差値は49で難易度は「簡単」に分類されています。
同様の偏差値として分類されている資格には、基本情報技術者試験(FE)、FP2級などがあります。
【弊社実施アンケート】 第一種衛生管理者試験は85%が1発合格! 第一種衛生管理者試験の合格者へ行った弊社独自アンケートによると、85%が1回目の受験で合格しているという結果でした。 |
Q.”第一種衛生管理者”試験について、何度目の受検で合格しましたか?
※弊社実施アンケートより |
第二種衛生管理者試験の難易度と合格率
第二種衛生管理者試験の合格率は、近年50%前後を推移しています。
2021年度では50%を下回っており、受験生の半分以上が不合格となる年もあるようです。
合格率の推移を見ると、年々下降傾向にあることがわかります。第一種よりも難易度は低いですが、テキストや過去問を活用してしっかりと対策することが必要となるでしょう。
実施年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
2022年度 | 35,199 | 18,089 | 51.4 |
2021年度 | 36,057 | 17,922 | 49.7 |
2020年度 | 22,220 | 11,729 | 52.8 |
2019年度 | 33,559 | 18,511 | 55.2 |
2018年度 | 32,985 | 12,271 | 52.4 |
2017年度 | 31,537 | 17,302 | 54.9 |
2016年度 | 29,186 | 16,189 | 55.5 |
2015年度 | 25,716 | 16,983 | 66.0 |
2014年度 | 25,069 | 17,365 | 69.3 |
国家資格の難易度を偏差値で表した資格難易度ランキングによると、第一種衛生管理者の偏差値は45で難易度は「簡単」に分類されています。
第一種衛生管理者試験の偏差値は49でしたので、第二種衛生管理者試験の方が易しいことがわかります。
同様の偏差値として分類されている資格は、介護福祉士、解体工事施工技士、日商簿記3級などです。
【弊社実施アンケート】 第二種衛生管理者試験は95%が1発合格! |
Q.”第二種衛生管理者”試験について、何度目の受検で合格しましたか?
※弊社実施アンケートより |
衛生管理者(第一種・第二種)試験に受験資格はある?
衛生管理者(第一種・第二種)試験には、受験資格が定められています。
規定されている受験資格は16種類ありますが、代表的なものは以下の5種類です。
- 【大学院・大学・高専学校または省庁大学校を卒業】し、その後【1年以上労働衛生の実務に従事した経験】を有するもの※
- 【高校・中高一貫教育学校を卒業】し、その後【3年以上労働衛生の実務に従事した経験】を有するもの
- 【高卒認定試験に合格】し、その後【3年以上労働衛生の実務に従事した経験】を有するもの
- 船員法による【衛生管理者適任証書の交付】を受け、その後【1年以上労働衛生の実務に従事した経験】を有するもの
- 【10年以上労働衛生の実務に従事した経験】を有するもの
<注意事項> ※1の「大学院・大学・高専学校」には以下の①〜③は含まれません。 ①専修学校 ②高等専門学校以外の各種専門学校 ③各種学校 ※1の「省庁大学校」には、防衛大学高、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、職業能力開発総合大学校の長期課程・総合課程、気象大学校の大学部、国立看護大学校の看護学部看護学科が該当します。 |
その他、外国での教育課程を経たもの、職業訓練を終了したもの、特別支援学校の高等部を卒業したものなどに関する受験資格なども細かく定められています。
詳しくは試験実施団体の公式HPからご確認ください。
労働衛生の実務経験とは?
衛生管理者(第一種・第二種)の全ての受験資格において「労働衛生の実務に従事した経験」が含まれています。
ここでいう「労働衛生の実務」とは、どのような業務なのでしょうか。
受験資格の証明書類である「事業者証明書」によると、「労働衛生の実務」には以下13種類の業務が含まれます。
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▼「労働衛生の実務」に含まれる業務
「実務経験」といわれるとハードルが高く感じる方も多いかもしれませんが、実際は社会人として働くなかで知らぬ間に条件を満たしているケースもあります。
例えば、人事・労務関連の部署に所属している場合、上記の1に該当する従業員の健康診断の手配や結果の処理などを行うことも珍しくないでしょう。
また、3の「作業条件、施設等の衛生上の改善の業務」には、以下のような日常的な業務も該当します。
- オフィスや店舗の整理整頓、清掃、点検
- デスクやオフィス設備のアルコール消毒
- 作業環境・労働環境内の設備点検
- 備品や救急用具、衛生用品の管理・補充・安全確認 など
職場の整理整頓、清掃、備品の管理や点検などは、社会人として働く方であれば日常的に、または自身が担当する業務として行なっている方も多いはずです。
「実務経験はない」とすぐに判断してしまうのではなく、自身が受験資格を満たすために必要な実務経験の期間と今までの業務を照らし合わせ、今一度確認してみましょう。
また、労働衛生に関する実務経験を証明する「事業者証明書」は、受験者自身ではなく、事業者の社長や上司、労務、人事、総務などが記入します。 自身の実務経験について不明な部分があれば、事業者へ相談してみるとよいでしょう。
衛生管理者を設置しないとどうなる?
常時50名の労働者を使用する事業場では、選任が義務付けられる衛生管理者。
事業場に選任事由が発生した日から14日以内に、所管の労働基準監督署長まで届出を行わなければなりません。
もし、選任義務があるにも関わらず衛生管理者を選任しない場合や、報告義務を果たさない場合は、労働安全衛生法120条に基づき、50万円以下の罰金が課せられます。
実際の合格者に訊いた!衛生管理者(第一種・第二種)資格を取得するメリットとは?
弊社では、衛生管理者(第一種・第二種)試験に実際に合格した人を対象に、独自アンケートを実施しました。
衛生管理者(第一種・第二種)の資格を取得して良かったこと、役に立ったと思うことを訊いたところ、以下のような回答が多く得られました。
- 幅広い業界で資格が活用できる
- 一定の事業者では必ず必要な資格なので、転職の際に有利になった
- 資格手当がもらえるようになった
- 総務・人事職でのキャリアアップや昇進に繋がった
- 労働基準法や安全衛生に関する知識の土台ができ、職場内の会話やニュースの内容への理解力が高まった
実際の合格者への弊社実施アンケートでは、衛生管理者(第一種・第二種)試験を受験した動機として「会社からの指示により受験する必要があったから」という回答が最多でした。
「会社の指示がある=会社で需要がある」ということですので、第一種・第二種どちらにおいても、事業者からの需要は高く、そこから資格手当や昇進にもつながることが多いと考えられます。
また、試験では、労働基準法・労働安全衛生法などの法律についても出題されるため、労務や人事の部署で働く方にとっては、普段の業務とも直結し、専門性を高められる資格だといえるでしょう。
衛生管理者(第一種・第二種)国家試験の概要
ここからは、衛生管理者(第一種・第二種)国家試験の概要や試験内容について、詳しく見ていきましょう。
衛生管理者(第一種・第二種)試験の概要
衛生管理者(第一種・第二種)試験は、全国8カ所に設置された試験センターにて、毎月1〜9回ほど(各センターによって異なる)実施されています。
試験の概要は以下の通りです。
試験日 | 毎月1〜9回ほど(各センターによって異なる) 実際の試験日程はこちら↓ 試験の日程|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
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試験会場 |
全国8カ所の試験センター (北海道、宮城県、千葉県、東京都、愛知県、兵庫県、広島県、福岡県) 参考:本部・各センターのご案内|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 ※各試験センターによっては、センター以外の会場にて出張試験が行われる場合もある |
試験時間 | 13:30〜16:30(3時間) 科目免除者は13:30〜15:45(2時間15分) |
受験資格 | 大学院・大学・高専・省庁大学校を卒業後、労働衛生の実務経験を1年間有するもの高校・中高一貫校を卒業後、労働衛生の実務経験を3年以上有するもの高卒認定試験に合格後、労働衛生の実務経験を3年以上有するもの労働衛生の実務経験を10年以上有するもの船員法による衛生管理者適任証書の交付を受けた者で、その後労働衛生の実務経験を1年以上有するもの など その他の受験資格や、受験申請時に必要な書類について、詳しくは以下をご確認ください。 受験資格|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
受験申込期間 |
郵送の場合 第1受験希望日の2ヶ月前から14日前(消印有効)までに郵送 センター窓口へ持参の場合 第1受験希望日の2ヶ月前からセンターの休業日を除く2日前までに持参 いずれの場合も、定員に達した場合は、受験日は第2希望日になります。詳しくはこちら: 受験申請から資格の取得まで|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
受験申請方法 | 受験申請書を請求・用意する受験申請書へ必要事項を記入する添付書類、証明写真を用意する受験手数料(8,800円)を支払い、払込請求書兼受領証を用意する書類を揃え、郵送または窓口への持参で提出する自宅に受験票が届く試験受験する 受験申込方法について、詳しくはこちら:受験申請から資格の取得まで|公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
受験手数料 | 8,800円 |
筆記試験の試験形式 | マークシート方式(五肢択一式) |
配点、出題数 |
第一種衛生管理者試験 労働衛生 有害業務に係るもの 10問(80点) ※8点/1問 有害業務に係るもの以外のもの 7問(70点) ※10点/1問 関係法令 有害業務に係るもの 10問(80点) ※8点/1問 有害業務に係るもの以外のもの 7問(70点) ※10点/1問 労働生理 10問(100点) ※10点/1問 第二種衛生管理者試験 労働衛生(有害業務に係るものを除く。) 10問(100点) ※10点/1問 関係法令(有害業務に係るものを除く。) 10問(100点) ※10点/1問 労働生理 10問(100点) ※10点/1問 |
合格基準 | 科目ごと(第一種衛生管理者試験の科目のうち範囲が分かれているものについては範囲ごと)の得点が40%以上で、かつ合計得点が60%以上であること。 |
合格発表日 | 試験実施日から7日程度 (各センターのHPでの発表、各センターの掲示板での掲示、「免許試験合格通知書」または「免許試験結果通知書」の郵送) |
衛生管理者(第一種・第二種)試験の日程・試験会場
衛生管理者(第一種・第二種)試験は、基本的に全国8カ所の試験センターで実施され、試験日程は各センターによって異なります。
毎月の試験日程は、試験実施団体の公式HPで公開されています。
例えば、中国四国安全衛生技術センターでは、毎月1〜2回実施されますが、関東安全衛生技術センターの東京試験場では、少ない月で7回、多い月で10回程度です。
詳しくは以下をご確認ください。試験の日程|公益財団法人 安全衛生技術試験協会
衛生管理者(第一種・第二種)試験の受験申請手続き
衛生管理者(第一種・第二種)試験の受験申請手続きは、受験申請書の郵送または窓口持参にて行います。
1.受験申請書の請求
受験申請書は、以下の場所で無料配布されています。(郵送で請求することも可能です。)
- 安全衛生技術試験協会本部
- 各センター
- 免許試験受験申請書取扱期間一覧に示す団体(こちらから確認できます。)
※郵送で請求する場合は以下を同封し、安全衛生技術試験協会本部又は各センターへ郵送します。
- 「免許試験受験申請書(受験する試験の種類) 〇部(必要部数)、連絡先(昼間連絡がとれる電話番号)」を明記したメモ書
- 返信用郵送料金分の切手を貼った宛先明記の返信用封筒(角型2号封筒)
2.受験申請に必要なもの
受験申請のために必要な書類は以下の通りです。
・受験申請書 ・試験手数料の払込受領証 ・証明写真(30mm×40mm) ・本人確認書類(コピー) ・受験資格に応じた添付書類(卒業証明書、事業者証明書など) |
3.受験申請書類の提出
受験する地区を管轄するセンターへ簡易書留で郵送、または窓口へ持参し、受験申請書を提出します。
各センターの所在地は、以下をご確認ください。
本部、各センターのご案内|公益財団法人 安全衛生技術試験協会
4.受験票の受け取り
受験申請書郵送後、10日以内に受験票が郵送されます。
※届かない場合は、第1希望日・第2希望日のうちの早い方の試験日の2日前(休業日を除く)までに、申請先のセンターに必ず連絡してください。
衛生管理者(第一種・第二種)試験の科目・出題内容
衛生管理者(第一種・第二種)試験の科目は、大きく分けて3つあります。
労働衛生 第一種:17問、第二種:10問 関係法令 第一種:17問、第二種:7問 労働生理 第一種:10問、第二種:10問 |
第一種衛生管理者試験では「労働衛生」「関係法令」科目が「有害業務に係るもの(有害業務)」と「有害業務に係るもの以外(非有害業務)」に分かれています。 一方で、第二種衛生管理者試験では、非有害業務に関する出題のみです。
衛生管理者(第一種・第二種)試験の科目・出題内容
衛生管理者(第一種・第二種)試験の科目は、大きく分けて3つあります。
労働衛生 第一種:17問、第二種:10問 関係法令 第一種:17問、第二種:7問 労働生理 第一種:10問、第二種:10問 |
第一種衛生管理者試験では「労働衛生」「関係法令」科目が「有害業務に係るもの(有害業務)」と「有害業務に係るもの以外(非有害業務)」に分かれています。
一方で、第二種衛生管理者試験では、非有害業務に関する出題のみです。
労働衛生
「労働衛生」科目は、有害業務と非有害業務に分かれています。
それぞれの出題項目を見ていきましょう。
労働衛生(有害業務)→第一種衛生管理者試験のみで出題 有害作業環境 化学的要因と疾病 物理的要因と疾病 作業環境管理 局所排気装置 労働衛生保護具 特殊健康診断 労働衛生(非有害業務) 温熱環境 空気環境 視環境 生物化学的要因と疾病 作業要因と疾病 救急蘇生法、さまざまな応急手当 労働衛生教育・統計 一般作業環境と作業管理 健康管理 健康の保持増進対策 |
関係法令
「関係法令」科目も、有害業務と非有害業務に分かれています。
それぞれの出題項目を見ていきましょう。
関係法令(有害業務)→第一種衛生管理者試験のみで出題 安全衛生管理体制 機械等・有害物質に関する規制 特別教育 作業環境測定 特殊健康診断と健康管理手帳 有機溶剤中毒予防規制 酸素欠乏症防止規則 粉じんに関する法令 有害作業環境の衛生基準 時間外労働の制限 年少者及び女性の就業制限 関係法令(非有害業務) 安全衛生管理体制 安全衛生教育 健康の保持増進のための措置 衛生基準関係法令 労働時間・休憩・休日 変形労働時間制等 年次有給休暇 年少者および女性の保護 就業規則 |
労働生理
「労働生理」科目は、有害業務・非有害業務の分類はなく、第一種・第二種ともに10問出題されます。
出題項目をみていきましょう。
労働生理 血液・循環器系 呼吸器系 消化器系 代謝・内分泌系 泌尿器系 感覚器系 神経系 運動器系 環境による心身の変化 |
参考:’22~’23年版 ユーキャンの第1種・第2種衛生管理者 これだけ! 一問一答&要点まとめ【赤シートつき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
衛生管理者(第一種・第二種)試験の過去問
第一種衛生管理者試験の過去問
前段では、各科目の細かい出題項目を紹介しました。より試験の内容がイメージしやすくなったのではないでしょうか。
一方で「かなり出題範囲が広い…」「覚えることが多そう…」という印象を持たれた方も多いのではないでしょうか?
実際に、衛生管理者(第一種・第二種)試験は広い範囲から出題されますが、過去問を繰り返し演習して、出題傾向を掴むことで、合格に大きく近づけるでしょう。
ここからは、衛生管理者(第一種・第二種)試験の過去問を一部ご紹介します。 現状の力試しや、試験についての理解を深めるためにぜひご活用ください。
「労働衛生(有害業務に係るもの)」科目 |
問13 化学物質等による疾病のリスクの低減措置について、法令に定められた措置以外の措置を検討する場合、優先度の最も高いものは次のうちどれか。 (1)化学物質等に係る機械設備等の密閉化 (2)化学物質等に係る機械設備等への局所排気装置の設置 (3)化学反応のプロセス等の運転条件の変更 (4)化学物質等の有害性に応じた有効な保護具の使用 (5)作業手順の改善 答:3 |
出典:(令和5年1月〜6月)第一種衛生管理者試験-問13 |
「関係法令(有害業務に係るもの)」科目 |
問4 次の特定化学物質を製造しようとするとき、労働安全衛生法に基づく厚生労働大臣の許可を必要としないものはどれか。 (1)アルファ-ナフチルアミン (2)塩素化ビフェニル(別名PCB) (3)オルト-トリジン (4)オルト-トルイジン (5)ベンゾトリクロリド 答:4 |
出典:(令和5年1月〜6月)第一種衛生管理者試験-問36、問42 |
「労働生理」科目 |
問36 心臓及び血液循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)心拍数は、左心房に存在する洞結節からの電気刺激によってコントロールされている。 (2)心臓の拍動による動脈圧の変動を末梢の動脈で触知したものを脈拍といい、一般に、手首の橈骨動脈で触知する。 (3)心臓自体は、大動脈の起始部から出る冠動脈によって酸素や栄養分の供給を受けている。 (4)肺循環により左心房に戻ってきた血液は、左心室を経て大動脈に入る。 (5)大動脈を流れる血液は動脈血であるが、肺動脈を流れる血液は静脈血である。 答:1 |
出典:(令和5年1月〜6月)第一種衛生管理者試験-問36 |
第二種衛生管理者試験の過去問
「労働衛生(有害業務に係るものを除く)」科目 |
問11 温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)温度感覚を左右する環境条件は、気温、湿度及びふく射(放射)熱の三つの要素で決まる。 (2)実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。 (3)相対湿度は、乾球温度と湿球温度によって求められる。 (4)WBGT基準値は、身体に対する負荷が大きな作業の方が、負荷が小さな作業より小さな値となる。 (5)WBGT値がその基準値を超えるおそれのあるときには、冷房などによりWBGT値を低減すること、代謝率レベルの低い作業に変更することなどの対策が必要である。 答:1 |
出典:(令和5年1月〜6月)第二種衛生管理者試験-問11 |
「関係法令(有害業務に係るものを除く)」科目 |
問8 事務室の空気環境の調整に関する次の文中の[ ]内に入れるA及びBの数値の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 ① 空気調和設備又は機械換気設備を設けている場合は、室に供給される空気が、1気圧、温度25℃とした場合の当該空気中に占める二酸化炭素の含有率が100万分の[ A ]以下となるように、当該設備を調整しなければならない。 ② ①の設備により室に流入する空気が、特定の労働者に直接、継続して及ばないようにし、かつ、室の気流を[ B ]m/s以下としなければならない。 (1)A 1,000 B 0.3 (2)A 1,000 B 0.5 (3)A 2,000 B 0.3 (4)A 2,000 B 0.5 (5)A 2,000 B1 答:2 |
出典:(令和5年1月〜6月)第二種衛生管理者試験-問8 |
「労働整理」科目(有害業務に係るものを除く。) |
問27 筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。 (2)筋肉は神経からの刺激によって収縮するが、神経より疲労しにくい。 (3)荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。 (4)強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。 (5)刺激に対して意識とは無関係に起こる定型的な反応を反射といい、四肢の皮膚に熱いものが触れたときなどに、その肢を体幹に近づけるような反射は屈曲反射と呼ばれる。 答:5 |
出典:(令和5年1月〜6月)第二種衛生管理者試験-問8 |
過去問の出題例をみると、より試験内容のイメージがつきやすいのではないでしょうか?
出題範囲は広いですが、過去問演習を繰り返すうちに出題傾向が掴めてくるはずです。
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衛生管理者に関するよくある質問
衛生管理者(第一種・第二種)資格に関してよくある質問や気になる内容をまとめました。
衛生管理者(第一種・第二種)の免許は更新が必要?
衛生管理者(第一種・第二種)の免許に更新は不要です。
一度試験に合格し、免許を受ければ、原則一生有効となります。
よって、衛生管理者(第一種・第二種)の免許は、将来の自身のキャリア形成にも大きく寄与してくれる資格となるでしょう。
衛生管理者、統括安全衛生管理者、安全管理者、安全衛生推進者の違いは?
一定の基準を満たす事業場では、衛生管理者の他に「統括安全衛生管理者」「安全管理者」「安全衛生推進者等」の選任が義務付けられています。
衛生管理者(第一種・第二種)の資格について調べる中で、似たような名前の資格が多く混乱したり、何の資格を取るべきなのか迷ったりすることもあるでしょう。
ここで、それぞれの資格について、表で比較してみましょう。
衛生管理者 | 統括安全衛生管理者 | 安全管理者 | 安全衛生推進者等 | |
役割 | 安全衛生業務のうち、衛生に係る技術的事項を管理する | 安全管理者、衛生管理者を指揮する 労働衛生に関する業務などを統括管理する | 安全衛生業務のうち、安全に係る技術的事項を管理 | 労働者の安全や健康確保などに係る業務を担当する |
選任義務がある事業場 | 常時50人以上の労働者を使用する事業場 | 法定の業種ごとに定められた数(※1)以上の労働者を使用する事業場 | 法定の業種(※2)において常時50人以上の労働者を使用する事業場 | 法定の業種(※3)において常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場 (法定の事業場以外では「衛生推進者」) |
資格要件 | 衛生管理者(第一種・第二種)免許、衛生工学衛生管理者免許、医師、歯科医師、労働衛生コンサルタント など | 事業場における事業の実施を実質的に統括管理する権限及び責任を有するもの (工場長など) | 規定の教育課程を修了後、一定期間の実務経験を有するもの、 労働衛生コンサルタント など | 規定の教育課程を修了後、一定期間の実務経験を有するもの、安全衛生推進者講習を受講し修了したもの など |
※1:法定の業種ごとに定められた数(統括安全衛生管理者)
業種 | 常時使用する労働者数 |
林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業 | 100人以上 |
製造業(物の加工業を含む。)、電気業、ガス業、熱供給業、水道業、通信業、各種商品卸売業、家具・建具・じゅう器等卸売業、各種商品小売業、家具・建具・じゅう器等小売業、燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業、自動車整備業及び機械修理業 | 300人以上 |
その他の業種 | 1,000人以上 |
※2:法定の業種(安全管理者)
業種 |
林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業、製造業(物の加工業を含む。)、電気業、ガス業、熱供給業、水道業、通信業、各種商品卸売業、家具・建具・じゅう器等卸売業、各種商品小売業、家具・建具・じゅう器等小売業、燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業、自動車整備業及び機械修理業 |
※3:法定の業種(安全衛生推進者)
業種 |
林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業、製造業(物の加工業を含みます)、電気業、ガス業、熱供給業、水道業、通信業、各種商品卸売業、家具・建具・じゅう器等卸売業、各種商品小売業、家具・建具・じゅう器小売業、燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業、自動車整備業、機械修理業 |
衛生管理者の資格は、第二種を持っていなくても第一種を受験できる?
第二種衛生管理者の免許を持っていなくても、第一種衛生管理者試験を受験できます。
第二種衛生管理者→第一種衛生管理者と、段階を踏む必要はありません。
また、第二種衛生管理者の免許保持者が、第一種衛生管理者試験を受ける場合は「特例第一種衛生管理者免許試験」の受験が可能です。
特例第一種衛生管理者試験では、「労働衛生」「関係法令」科目の「有害業務」の範囲のみを受験します。 「非有害業務」の範囲と「労働生理」科目は免除され、全20問、160点満点の試験となります。
<特例第一種衛生管理者試験の概要>
試験科目 | 出題数(配点) | 試験時間 |
労働衛生(有害業務に係るものに限る。) | 10問(80点) ※8点/1問 | 13:30〜15:30(2時間) |
関係法令(有害業務に係るものに限る。) | 10問(80点) ※8点/1問 |
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衛生管理者(第一種・第二種)まとめ
第一種衛生管理者、第二種衛生管理者の資格について、比較しながら解説してきました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
衛生管理者(第一種・第二種)のポイント ・第一種衛生管理者免許保持者は、有害業務に関連する業種を含むすべての業種で衛生管理者となることができる ・第二種衛生管理者免許保持者は、金融・保険業や情報通信業など、有害業務との関連性が低い業種で衛生管理者となることができる ・試験の合格率は、第一種衛生管理者で45%前後、第二種衛生管理者で50%前後。国家試験の中では「簡単」に分類される ・一定の事業者では必ず選任しなければならないため、資格の需要は高く、保有していれば転職に有利に働いたり、キャリアアップに繋がったりすることもある ・試験は、基本的に全国8カ所の安全衛生技術センターで、月1〜9回(各センターで異なる)程度行われる |
範囲が非常に広い衛生管理者(第一種・第二種)試験ですが、過去問演習を繰り返し行えば、出題傾向を把握することができます。
会社からの指示で受験する方が非常に多く、働きながら受験対策を行う方がほとんどでしょう。
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