TEST MODE
試験問題に挑戦する

感覚又は感覚器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

• 労働生理
• 労働生理

【1】〇：適切
眼軸が短過ぎるために、平行光線が網膜の後ろで像を結ぶ状態は遠視です。逆に、眼軸が長過ぎるために平行光線が網膜の前方で像を結ぶ状態が近視です。

【2】〇：適切
物質の化学的な性質を認知し、鋭敏なため微量でも認知することが可能ですが、その反面、疲労しやすく慣れて臭気に鈍感になってきます。嗅覚と味覚は化学感覚ともいわれ、物質の化学的性質を認知する感覚です。視覚、聴覚、触覚は物理感覚と言われます。

【3】×：不適切
温度感覚は、皮膚のほか口腔（くう）などの粘膜にも存在し、温覚よりも冷覚の方が順応が遅く、感覚点の数が多いです。すなわち、生体にとって温刺激より冷刺激の方が危険と感じるようにできています。温度感覚は熱いものや空気などに触れたときに熱いと感じる感覚。どちらの感覚も、一定の温度を超えると痛覚のほうが優位になり、痛いと感じます。

【4】〇：適切
深部感覚は、筋肉や腱など皮膚より深い部位にある受容器から感じる感覚です。位置感覚、運動感覚や振動感覚などの種類があります。深部感覚により、自分の身体の部位が体のどこの位置にあるか、どのように動いているかを意識しなくても把握することができます。

【5】〇：適切
中耳にある鼓室は耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれています。エレベーターやトンネルの急激な昇降などで中耳の内圧と外気圧に差が生じると、耳鳴りなどの原因になります。中耳にある鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれています。鼓室の耳小骨によって、鼓膜の振動が内耳に伝わります。

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